テスト勉強は「戦略」で差がつく!成績アップのための準備法(塾長永倉)
こんにちは!明倫館塾長の永倉です。

今回は「中学生がテストで点を上げる勉強法」シリーズの第1回です。
このシリーズでは、テストで確実に点数を上げるための実践的な勉強法を、
全5回に分けてお伝えしていきます。
第1回のテーマは、「テスト勉強は戦略で決まる!準備こそが成功の鍵」です。

■ なぜ「戦略」が必要なのか?
多くの中学生は、「とにかくたくさん勉強すれば成績が上がる」と思っていませんか?
もちろん努力は大切ですが、実は「やみくもな努力」よりも「戦略的な努力」の方が、はるかに効率的に結果が出るのです。テストの点数を上げるには、まず、「勉強の質」を高める必要があります。そのためには、以下の3つの観点で準備を始めることが大切です。
■ 勉強の戦略①:自分の「得意・不得意」を分析する
まず、最初にやるべきことは「自己分析」です。
・どの教科が得意か?
・どの単元が苦手か?
・前回のテストで点が取れなかったのはなぜか?
ここをあいまいにしたまま勉強を始めてしまうと、「やったのに点が取れなかった」という結果になりやすいのです。
✅おすすめのやり方:
①前回のテストを見返す
②間違えた問題にチェックを入れる
③単元ごとに「◎」「○」「△」で自己評価する
この作業をすることで、どこに力を入れて勉強すればいいかが見えてきます。
■ 勉強の戦略②:目標を数値で決める
「今回は頑張る!」ではなく、「英語40点以上、数学35点以上」など、具体的な数値目標を立てましょう。数値目標を立てることで、自分の進捗を確認しやすくなり、モチベーションも上がります。さらに、戦略を立てる上で「どこまでやるか」が明確になります。
例:
教科 | 前回 | 目標 | 必要な対策 |
---|---|---|---|
英語 | 36点 | 43点 | 文法のミスが多い→文法演習を重点的に |
数学 | 30点 | 40点 | 計算ミスと応用問題→演習量を増やす |
■ 勉強の戦略③:勉強スケジュールを“逆算”で組む
「テスト3日前からやる!」では遅すぎます。理想はテストの3週間前から、「何を」「いつ」「どれくらい」やるかを逆算してスケジュールを立てることです。
スケジュールの立て方(例)
・テスト日:10月28日
・逆算してスタート日:10月7日
・10/7~10/13:全範囲のインプット(教科書、ワーク)
・10/14~10/20:演習と問題演習でアウトプット中心
・10/21~10/27:まとめと暗記、予想問題に取り組む
ここまで具体的にすることで、「今日何をすればいいのか」が明確になり、迷いがなくなります。
■ 成功する生徒は「準備の質」が違う
実は、テスト前に成績が伸びる生徒と伸びない生徒の最大の違いは「準備力」です。
同じ時間を勉強しても、「目的・分析・スケジュール」があるかないかで結果は大きく分かれます。最初の1週間は「地味な準備期間」かもしれません。でも、この準備の丁寧さが後半に大きな差を生むのです。
■ まとめ
第1回では「戦略的なテスト勉強」のための準備法を紹介しました。
✔ 勉強を始める前に自己分析をする
✔ 数値目標を立ててゴールを明確にする
✔ 逆算してスケジュールを立てる
次回は、「暗記に強くなる!脳の仕組みに合ったインプット法」をテーマに書きたいと思います。※この記事が気に入ったら、ぜひシリーズを通して読んでみてくださいね!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
明倫館塾長
永倉秀樹
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