自己効力感が子どもの行動を変える(小鹿教室)

こんにちは、

明倫館小鹿教室

教室長の永倉です。

「うちの子は、やる前からあきらめるタイプで…」

「最初からムリって決めつけてしまうんです」

そんな相談を受けることがあります。

子どもたちが

一歩を踏み出せない原因の一つに

自己効力感の低さがあります。

今回は

「自己効力感」について

書いてみようと思います。

自己効力感とは?

アメリカの心理学者バンデューラが

提唱した概念で

「自分にはできるかもしれない」

と思える力のことです。

自己肯定感が

「自分には価値がある」

という感覚だとすれば

自己効力感は

「自分にはできる力がある」

という行動の自信です。

どれだけ価値を感じていても

「どうせできない」

と思っていたら

行動は変わりません。

「やる気のある子」と「動ける子」は違います。

意外に思われるかもしれませんが

「やる気」はあっても

動けない子はたくさんいます。

たとえば…

「やらなきゃとは思ってるけど、どうせムリ」

「頑張ったって無駄かも」 

心の声がブレーキになって、

行動につながらないのです。

「できるかもしれない」

という自己効力感を育てることが

行動を引き出すポイントになります。

自己効力感を育てる4つの方法

①成功体験の積み重ね

「5分だけ集中」「1問だけでも解けた」など

小さな成功を繰り返すことが自信をつくります。

②他者の成功を見る

「あの子ができたなら、自分にもできるかも」

と思えることがあります。

クラスの中で頑張る姿を共有することも

よい刺激になります。

③励ましの言葉をかける

「きっとできるよ」ではなく

「君ならこうやって工夫すればできる」

と具体的な声かけが効果的です。

④感情を落ち着かせる環境

テスト前に焦っていたら

できることもできません。

静かに集中できる環境と

安心感ある声がけも重要です。

「できた!」を積み重ねた生徒の話

以前、漢字が大の苦手で

「もう無理!」

と言っていた中1の男の子がいました。

その生徒に「1日3個だけ覚えよう」と伝え

達成できたら必ず「よし!」と

リアクションをしました。

最初は半信半疑だった生徒も

1週間後には「今日は5個いけた」

と言うように。

やがて自分で10個ずつ覚えるようになり、

テストでは過去最高点をとりました。

生徒の中に「やればできる」という

自己効力感が芽生えた結果です。

子どもが前に進めないとき

必要なのは

根性ではなく自信です。

根拠のない自信ではなく

小さな成功と

周りの支えによって育つ

本物の自信です。

一人ひとりの

できたを大切に

自己効力感を育てる

教室でありといと思って

指導しています。

最後までお読みいただき

誠にありがとうございました。

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明倫館小鹿教室 

教室長 永倉秀樹

TEL:054-269-5338