「小さなゴール」がやる気を呼ぶ!(小鹿教室)
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本日は、
『子どものやる気スイッチ完全解剖!心理学で読み解く10の習慣』
の第5回目の記事です。
どうぞ、宜しく御願い致します。
このシリーズの過去記事はコチラ↓やる気スイッチ×心理学|明倫館小鹿教室公式ブログ明倫館 小鹿教室さんのブログテーマ、「やる気スイッチ×心理学」の記事一覧ページです。ameblo.jp
「目標を立てなさい」と言われても、子どもにとっては「何をどう立てればいいのか分からない」のが本音です。実は、目標の立て方ひとつでやる気は劇的に変わるのです。
今回は、心理学的に正しい「やる気を引き出す目標の作り方」と、それを家庭で活かす方法を書きたいと思います。

■モチベーションを高める「SMART目標」
有名な目標設定法に「SMART(スマート)」というフレームワークがあります。これは、効果的な目標には以下の5要素が必要という考え方です。
項目 | 内容 | 例(✖) | 例(◎) |
---|---|---|---|
S:具体的(Specific) | 明確で分かりやすい | 勉強をがんばる | 漢字を10個覚える |
M:測定可能(Measurable) | 数字で測れる | 英語を頑張る | 英単語を15個テストする |
A:達成可能(Achievable) | 無理がなく達成できる | 1日5時間勉強 | 1日30分の暗記タイム |
R:関連性(Relevant) | 本人の目的と一致する | 社会の歴史を復習 | 明日の社会の小テスト対策 |
T:期限付き(Time-bound) | 期限がある | 漢字をやる | 明日までにドリル2ページ |
→ 子どもと一緒にこの形式で目標を作ると、“やらされている感”がなくなり、自分ごとになります。
■「小さなゴール」がやる気を引き出す理由
人間の脳は、「進んでいる」という感覚(プログレス)に快感を覚えます。
そのため、大きすぎる目標よりも、 達成感をこまめに味わえる細かいゴールを設定したほうが効果的です。
■ 目標設定のコツ3選
① 「今日やること」と「今週の目標」を分ける
・今日は何をするか?(行動目標)
・今週でどうなっていたいか?(成果目標)
→ 毎日進捗を確認する習慣が生まれます。
② 「チェックリスト式」で達成感を可視化
・1つずつ終わったらチェックを入れる
・スマホではなく紙で管理するのがベスト!
→ 書いて→消して→達成!という体験がやる気に直結します。
③「ごほうび式」よりも「振り返り式」
・達成できたか?なぜできた?
・できなかったなら何を変えたらいい?
→ 自分で考えるクセがつき、自律的な学習者に育ちます。
今日からできるワンアクション
・子どもと一緒に「明日の目標」を紙に書き出してみる
・達成したら、赤ペンやスタンプで、できた感を演出
・日曜日に「1週間のがんばり」を一緒に振り返る
やる気は、目標の立て方で変わります。曖昧で大きな目標より、明日動ける具体的なゴールを用意することが、学びを前に進める最強の方法です!
最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。
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