今も目に焼きついている

 こんばんは。明倫館の鈴木です。 


 昨年、長野県を旅することがありました。
 白馬村をはじめ、戸隠神社、善光寺、米子大瀑布を巡りました。
 そして、旅の最後に小布施へ。

 この地には岩松院があり、そこには葛飾北斎が最晩年に手がけた天井絵があるのです。 

 この肉筆画が今も目に焼きついて離れません。

 1848年に描かれたものなのですが、見てみるとあまりに色鮮やかで、思わず「最近描かれたもの?!」と驚嘆しました。案内の方に尋ねてみると、一度も修復はされていないとのこと。北斎が素材を選び、後世まで残るように配慮しているようなのでした。その素材は、現在の価値に直すと、とんでもない額になるのだとか。さらに驚きなのは、89歳でこの絵か! ということ。実に若々しい絵で、晩年まで絵に対する尋常ならざる執念があったこと、最後まで上達しようとしていたのではないか、ということが伺われるようで、ほんとうに恐れ入りました。
 この「鳳凰図」は特に目がすごい。目をどの色であらわすか、相当気を使われていたのではないかと思います。一見すると黒のようなのですが、よく見ているとブルーのような…。絶妙な色合いであります。上に載せているのはある書籍の表紙なのですが、実際に生で見たほうが、そのよさがはっきりと実感できます。生きている間に見ることができて、ほんとうによかった。

 一方、塾においても目に焼きついている光景があります。

 子どもたちが真剣に受験勉強に取り組んでいる光景です。

 正直、今年の代が昨年の代を超えることはないと思っていました。それほど、昨年の子たちは実力をつけていたのです。

 しかし、もはや昨年を超えている子たちがちらほらいるのです。受験勉強スタート時の彼らとはもう別人級で、よくぞここまで成長してきたな、という思いです。

 今年は静岡高校の倍率が高そうです。

 しかし、どんな倍率でも全員合格してくれることでしょう。

 2年連続静岡高校全員合格。

 その日は、もうまもなくです。


 おまけ

 今更ながら、『パンどろぼう』にハマっています。 

 革命的な絵本ですね。
「まずい」という言葉をここまで効果的に使い、かつ物語のターニングポイントにしているのはすごすぎます。大いに笑わせてもらいました。目に焼きついてしまいましたよ(笑)。