塾長コラム「勉強が苦手な子に、必要なものは何か?」(昭和通り教室)

こんにちは。明倫館塾長の永倉です。

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こんにちは。明倫館塾長の永倉です。教室には、日々さまざまな子どもたちが通っています。「成績上位で、さらに上を目指す子」「少し苦手意識を持ちながらも頑張る子」「勉強キライ、無理と言っている子」などなど。中でも、特に気をつけてサポートしているのが、「勉強が苦手な子」たちです。今回は、「勉強が苦手な子」に必要なものは何か、そして周囲の大人ができることは何かを考えてみたいと思います。

◆ 苦手=能力がない、ではない!!

まず最初にお伝えしたいのは、「勉強が苦手」=「能力がない」ではないということです。私たちはつい、テストの点数や偏差値で「できる・できない」を判断しがちです。でも、実際にはその裏側にさまざまな事情があります。「理解の仕方がその子に合っていない」「できなかった経験が積み重なって自己否定になっている」「誰にも相談できず、一人で抱えている」などの事情です。つまり、「苦手」とは単なる結果ではなく、過程や環境に原因があることが多いのです。そして、「勉強が苦手」と感じる子ほど、実はがんばりたい気持ちを心の奥に持っています。でも、それを出すには安心できる場所と信じてくれる人が必要なんです。

◆ 苦手な子が必要としている3つのこと

では、勉強に苦手意識を持つ子どもたちが本当に必要としているのは、何なのでしょうか?

① 「失敗してもいい」と思える環境

「わかんないって言ったら怒られるかも」「間違えたらバカにされそう」など、こうした不安があると、子どもは挑戦を避けます。だからこそ、まず必要なのは安心感です。「大丈夫、間違えてもいい」「一緒にやってみよう」そんな声かけが、心をひらくきっかけになります。

② 「小さな成功」を一緒に喜んでくれる人

たとえば、「前回より少し早く取り組んだ」「単語を3つだけ覚えた」「ノートに線を引いて整理してみた」など、こうした小さな進歩”に気づいて、「すごいじゃん!」と認めてくれる人の存在が、次の一歩を支える土台になります。

③ 「できない」より「できるようになってきた」に注目する姿勢

たとえ今は問題が解けなくても、前より「質問できた」「考える時間が増えた」という変化に目を向けていく。こうした成長の視点が、子ども自身のセルフイメージを変えていきます。

◆ 保護者の皆さまへ… →苦手なときこそ、応援の出番です!!

お子さまが勉強を苦手にしていると、つい焦ったり、イライラしたりするかもしれません。でも、子どもが一番求めているのは、「責める言葉」ではなく、「信じる言葉」です。「今日はここまで頑張ったんだね」「前よりも進んでるじゃん!」「少しずつでいいから、続けていこうね」こうした言葉が、子どもを再スタートさせる力になります。

◆苦手は、伸びしろです

私は、「苦手」=「まだ伸びる余地がある」と考えています。できることだけをやるより、できなかったことに向き合う方が、何倍も価値があります。明倫館は、勉強が得意な子だけの場所ではありません。「今はちょっと苦手だけど、変わりたい」と思っている子どもたちのための場所でもあります。私たちは、子どもたちの変わりたいを応援し続けます。

明倫館
塾長 永倉秀樹

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