続ける力を支える21日ルール(小鹿教室)
こんにちは
明倫館小鹿教室の永倉です。

只今、明倫館小鹿教室では
夏期講習を受付中です。

ご興味のある方は↓
体験授業ご希望の方は↓
本日は、
『子どものやる気スイッチ完全解剖!心理学で読み解く10の習慣』
の第2回目の記事です。
どうぞ、宜しく御願い致します。
過去のシリーズはコチラ↓子どもの勉強が変わる!親のサポート術|明倫館小鹿教室公式ブログ明倫館 小鹿教室さんのブログテーマ、「子どもの勉強が変わる!親のサポート術」の記事一覧ページです。ameblo.jp
「毎日コツコツ続けてくれたら…」という願いとは裏腹に、「3日坊主で終わってしまう」「最初だけ張り切るけど、続かない」という多くの親子の勉強あるある…。そこでよく言われる説に、「21日続ければ習慣になる」という説があります。でも、この21日ルールが、実は誤解されがちなのです。今回は、「勉強を習慣にする本当の方法」を書いていきたいと思います。

■「21日ルール」は正しいのか…?
このルールはもともと、1950年代に形成外科医マルツ博士が「患者が自分の新しい顔に慣れるまでに、約21日かかる」と報告したことに由来しています。そこから転じて、「人間の行動は21日で習慣になる」と広まったと言われています。実はその後の研究で、習慣化にかかる日数は21日よりずっと長いことが判明しました。
■本当は、平均66日かかる…
ロンドン大学の研究によると、「新しい習慣が自動化されるまでに必要な平均日数」は66日…。しかもこれは「水を飲む」などの簡単な行動での結果です。勉強のような努力を要する行動は、それ以上の時間がかかると言われています。
■習慣化に必要な3つの要素
では、どうすれば「勉強の習慣」を定着させられるのでしょうか?心理学では次の3つがカギになるとされています。
① トリガー(きっかけ)
例:「学校から帰ったらランドセルを置いて机に向かう」「夜8時になったらドリルを開く」
→ 同じ時間・同じ場所・同じ順番で行動すると、脳はそれをルーチンとして覚えます。
② 行動(実際の勉強)
最初は「5分だけ」からでOK、内容より毎日やることにフォーカスする。
→ 「今日は短くてもいいから、とにかく机に向かう」を目標にすると、ハードルが下がります
③ 報酬(プチごほうび)
例:・シールをカレンダーに貼る・親に「よく頑張ったね!」と声をかけてもらう
→ 脳は快を感じた行動を繰り返そうとするため、報酬があると習慣化しやすくなります。
■今日からできるワンアクション
・勉強用の「タイミング・場所・流れ」を固定する
・「5分でもOK!」とスタートのハードルを下げる
・小さなごほうびを設定する(声かけも◎)
→ 「続ける=才能」ではありません。仕組みを整えれば、誰でも続けられる子になります。
最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。
明倫館小鹿教室では
学習相談&無料体験授業を随時受付中です。

明倫館小鹿教室
教室長 永倉秀樹


電話 054-269-5338
お問合せ 月曜・火曜・木曜・金曜15:00~22:00
住所 〒422-8021 静岡市駿河区小鹿424番地の1

