3か月しかないのか…

明倫館小鹿教室のブログをご覧いただき

誠にありがとうございます。
教室長の永倉でございます。

2025年も残り3か月!

今日は、2025年10月3日。
気づけば、今年も残り3か月となりました。

「えっ、もうそんな時期?」
「1年って、こんなに早かったっけ?」

きっと皆さんの中にも

そんな思いを持たれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

時間の感じ方には

いくつかの科学的な説明があります。

・ ジャネーの法則

心理学には「ジャネーの法則」という考え方があります。
これは「人生のある時期に感じる時間の長さは

年齢の逆数に比例する」というものです。

1歳の子にとっての1年は、人生の1/1

5歳の子にとっての1年は、人生の1/5

50歳なら、1年は人生の1/50

つまり、年齢を重ねるにつれて

1年の相対的な長さが短くなり

体感として「時間があっという間に過ぎる」と感じるのです。

・ 脳科学の視点

また、脳科学的には

周囲の環境や出来事に慣れると

脳が処理する情報量が減ります。
新しい体験が少ないと

脳に残る刺激も少なくなるため

結果的に「早く時間が過ぎた」と

感じやすくなるのです。

逆に、初めての経験や新しい挑戦が多い時期は

情報処理に時間がかかり

同じ1日でも長く感じられる傾向があります。

・ 記憶と体験の量

さらに、ある期間にたくさんの出来事や体験をすると

その期間は長く感じられます。
逆に、単調な毎日が続くと

記憶に残る出来事が少なくなり

時間が短く感じられるのです。

では、「時間が早く感じる」のは避けられないことなのでしょうか?

私はそうは思いません。
たとえ大人になっても

新しい発見や刺激はまだまだたくさんあるはずです。

同じ1日でも「どれだけ濃い体験をするか」で

時間の価値は変わります。
 

たとえば…

・本を読んで新しい知識を得る

・行ったことのない場所へ出かけてみる

・苦手なことにあえて挑戦する

こうした小さな行動が

時間の流れをゆるやかにし

記憶に残る日々をつくっていきます。

残りの2025年の3か月間を

生徒の皆さんと一緒に

「新しい発見」や「挑戦」を

重ねながら過ごしたいと思います。
 

ぜひ皆さんも

この3か月で「新しいことに1つ挑戦する」と決めてみてください。

そうすれば、きっと時間の流れ方が変わり

今年の終わりを振り返ったときに

「充実した3か月だった」と思えるはずです。

明倫館小鹿教室
教室長 永倉秀樹

TEL:054-269-5338