セルフエスティームが学力を伸ばす(小鹿教室)
明倫館小鹿教室のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。明倫館小鹿教室教室長の永倉です。

今回は、「セルフエスティーム(自己肯定感、自己重要感)」について書きたいと思います。
教育の現場では「自己肯定感、自己重要感」が注目されています。学力向上や人間関係の良好さ、また、将来の社会的な自立にも深く関わる要素とされているからです。
しかし、日々指導をしていて感じるのは、「自分はできない」と思い込んでいる生徒の多さです。勉強に対して前向きになれず、失敗を恐れ、すぐにあきらめてしまう…
学力の問題だけでなく、自己重要感が低いことが問題なのかもしれません…
「セルフエスティーム」は、「自己肯定感」「自己重要感」と表現されます。「自分には価値がある」「自分は大切な存在だ」と思える感覚のことです。セルフエスティームが根付いている子は、困難にぶつかって「自分ならやれる」と考え、前向きに努力を続けることができます。逆に、自己重要感が低い子は、結果が出ないことを「自分の存在価値の否定」と感じてしまい、挑戦する気持ちそのものが薄れてしまうのです。
明倫館では、学力を伸ばすためには「勉強のやり方」だけでなく、「勉強に向かう気持ち」も育てることが重要だと考えており、次のようなことを意識しながら指導しています。
小さな成功体験を積ませる
できた!という感覚が自己肯定感の第一歩です。最初は簡単な問題から始めて、達成感を積み重ねます。
間違えたことを責めない
失敗を否定せず、ここで気づけてよかったねと伝えることで、挑戦する意欲を守ります。
子どもの努力を言葉にして認める
結果だけではなく、ここまで頑張ったね。時間通りに始められたね。と、過程を肯定する言葉がけを意識しています。
遠回りのような指導に思えるかもしれません。
生徒が自分の力を信じ、「自分はやっていいんだ」と思えるようになったとき、学習への姿勢は変わります。
セルフエスティームは、塾だけでは完全に育てきれません。ご家庭での関わり方も非常に大切です。
保護者の皆さまにぜひ意識していただきたいポイントを書かせていただきます。
①「結果」より「努力」に注目する
テストの点数や順位に目が行きがちですが、そこに至るまでの努力や工夫に目を向けてあげてください。
②失敗を許す空気を作る
間違いや失敗を「ダメなこと」として責めるのではなく、「失敗は学びの一部」と受け止めてあげる姿勢が、子どもの心の余裕を育てます。
③比較をしない
兄弟や友達との比較は、無意識のうちに自己重要感を削ってしまうことがあります。「あなたはあなたで素晴らしい」と伝えることが何よりの支えになります。
塾の役割は、勉強を教えることだけではありません。自信を持って前を向ける子を育てることも、重要な使命だと考えています。勉強ができるようになることは、子どもにとって大きな喜びです。しかし、それ以上に大切なのは、自分を信じる力です。セルフエスティームが高まったとき、子どもは勉強だけでなく、人生そのものに前向きになります。保護者の皆さまと連携しながら、子どもたちの心と学びの両方を支えていけたらと思っています。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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明倫館小鹿教室 教室長 永倉秀樹
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