本当に効果的なやる気の育て方(小鹿教室)
こんにちは
明倫館小鹿教室の永倉です。

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本日は、
『子どものやる気スイッチ完全解剖!心理学で読み解く10の習慣』
の第4回目の記事です。
どうぞ、宜しく御願い致します。
このシリーズの過去記事はコチラ↓やる気スイッチ×心理学|明倫館小鹿教室公式ブログ明倫館 小鹿教室さんのブログテーマ、「やる気スイッチ×心理学」の記事一覧ページです。ameblo.jp
「宿題が終わったらお菓子あげるよ」
「テストで90点とれたらゲーム1時間ね!」
このような、ごほうび作戦は、一時的には効くことが多いです。
でも実は、やりすぎると「やる気」を失うリスクがあるのです。
今回は、報酬の正しい使い方と、子どものやる気を引き出すコツを書いてみたいと思います。

■ モチベーションには「種類」がある
第1回でもお伝えしましたが…
・外発的動機づけ:ごほうびや評価など、外からの刺激で動くやる気
・内発的動機づけ:「面白そう」「やってみたい」など、自分の内側から湧き出るやる気
→ 勉強を習慣にするには、内発的動機が重要です。
■ごほうびが逆効果になる理由
報酬が常にあると、子どもはこう感じるようになります…
「報酬がないなら、やらなくていい」
「これは面白いからやってるんじゃなくて、〇〇をもらうため」
「褒められたいからやる。見てないならやらない」
この現象は「アンダーマイニング効果」と呼ばれ、
ごほうびが本来のやる気を奪ってしまうのです。
■ 効果的な報酬の与え方3つのポイント
① 行動の結果ではなくプロセスに注目
✖「100点だったね、すごい!」
◎「計画通りにコツコツやってたね、がんばった!」
→ 評価の対象を努力や工夫にすることで、内発的動機を育てられます。
② ごほうびはサプライズで
毎回あげるのではなく、
「今日はよく集中してたね、アイス買って帰ろうか」などの
不定期&予測できない報酬が効果的です。
→ 脳は「予想外の快」に強く反応します。
③ ごほうびよりも言葉のフィードバックを重視
「前より字が丁寧になってきたね」
「昨日より時間が短くなったね」
→ こうした具体的な変化を認める言葉は、
ごほうびよりも深い達成感とやる気を生み出します。
■ 今日からできるワンアクション
・点数や結果ではなく、「がんばった部分」に注目して声をかけてみる
・報酬をやめるのではなく、サプライズ的に取り入れてみる
・「昨日よりも成長したところはどこ?」と一緒に考えてみる
「ごほうびをあげればやる」は、
一見合理的なようで、実はとても危うい方法。
本当に大切なのは、
子どもが自分の成長に気づける関わり方です。
最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。
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教室長 永倉秀樹


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