塾長コラム「完璧じゃないから、続けられる」(昭和通り教室)

こんにちは。明倫館塾長の永倉です。

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こんにちは。明倫館塾長の永倉です。突然ですが、「3日坊主」を経験したことがありますか?私は、あります(笑)。ダイエットをすると決めては3日でストップ。朝活も、日記も、筋トレも……。でもこの「3日坊主」、実は子どもたちにとっても、大人にとっても大きな壁です。勉強や習い事、生活習慣…続けられない自分にガッカリして、やる気を失ってしまう。今日はそんな、「続ける力」と「完璧主義」の関係について書きたいと思います。

◆ 続かない理由は「意志が弱い」からじゃない

生徒たちもよくこう言います。「やろうと思ってたけど、できなかった」「自分、意志弱いんで……」「やっぱりムリかもしれないです」でも私は、そうは思いません。むしろ、「続かない理由」は意志の強さよりも、考え方のクセにあるのです。特に多いのが、「完璧にやらなきゃ意味がない」という思い込みです

◆ 完璧主義が続ける力を奪う

たとえば、「毎日30分勉強する」→ 1日でもできないと「もうダメだ」とやめてしまう。「ノートをきれいにまとめる」→ 少しでも乱れると、やる気がなくなる。「毎日単語10個覚える」→ 7個しかできなかった日を「失敗」と感じてしまう。こうした完璧基準に縛られると、小さなズレが「挫折」になってしまうのです。でも、本当に大切なのは、「完璧にやること」ではなく、「続けること」。そして、続けるとは、時々休んでも、また戻ってくることです。

◆ 「続ける力」を支える3つの考え方

では、どうすれば続ける力を育てられるのでしょうか?私が教室でよく伝えているのは、次の3つです。

① 「80点でOK」の精神を持つ

完璧を目指すのではなく、「まずは続けることに価値がある」と捉える。
たとえば、3日に1回でもやっていれば、それは続いているのです。

② サボっても「戻れる習慣」をつくる

1日休んだら、次の日にリスタートするだけ。
「3日坊主」ではなく、「3日坊主を10回やる」のが本当の習慣です。

③ 成果ではなく、「行動したこと」に注目する

点数よりも、「机に向かった」「1ページ書いた」などの行動を自分で認める。
それが自己肯定感につながります。

◆ 保護者の方へ:「続けられる子」は、休んでも戻れる子です。

保護者の皆さまにとっても、「続けること」は大きな関心事だと思います。

・宿題が3日坊主

・朝勉が1週間で終了

・塾のワークもやったりやらなかったり

でも、そんなときに「ダメでしょ!」と叱るよりも、「またやってみようか」「続けてるよ。たまに止まっても大丈夫」「前より少しでも続いたら、それで十分」という戻ってこれる声かけが、子どもにとって大きな励ましになります。

◆ 完璧じゃないから、長く続く

私たちはつい、「ちゃんとやること」を求めてしまいます。でも、実は、ちゃんとやらない日を許せる人のほうが、長く続けられるのです。明倫館昭和通り教室では、完璧な勉強よりも、「失敗しても、またやってみよう」と思える子どもを育てたいと思っています。習慣の価値は、「どれだけやったか」ではなく、「やめずに戻ってこれる力があるかどうか」。そのことを、子どもたちにも、大人たちにも、これからも伝えていきたいと思います。

明倫館
塾長 永倉秀樹

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