やる気スイッチは仕組みにあった!習慣化3原則
明倫館塾長ブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
明倫館塾長の永倉です。
「やる気が出ないから勉強できない…」
多くの中学生が抱くこの悩みは、実は『本質』がズレています。
勉強は、やる気があるからできるのではありません。
やる気は、始めたあとに生まれるものです。
つまり、やる気を待つのではなく、
やる気が出てしまう仕組みさえ作れば動き出せるのです。
今回は、勉強の習慣づくりに欠かせない「習慣化3原則」を紹介します。
どれも今日から始められる、確実に成果が出るものばかりです。

■原則①:始めるハードルを極限まで下げる
最初の1分が一番重い…。
だからこそ、始めるハードルを下げる工夫が必要です。
たとえば、
・勉強は「まず10分だけ」
・やる内容は「昨日の続き」
・教材は机に出しっぱなしでOK
この「10分だけ」は魔法の時間です。
始めてしまえば、人は驚くほど集中モードに入っていけます。
実際、10分だけのつもりが20分、30分と続くこともあります。
やる気は、始めてから湧く。
だからこそ、始めやすさが最重要なのです。
■原則②:時間を固定することで脳をルーティン化させる
習慣は「いつやるか」が決まっていることで強力になります。
おすすめは、
毎日同じ時間に10分だけ勉強すること。
脳は繰り返される行動を当たり前として記憶します。
歯磨きや入浴にやる気がいらないのと同じで、
決まった時間に机に向かうことが定着すれば苦痛は一気に減ります。
夕食前、部活後、寝る前など、
生活リズムに合わせれば継続率はさらに上がります。
■原則③:できた自分を「見える化」して自信を積み上げる
習慣化には、小さくてもいいので達成を見える形にすることが効果的です。
たとえば:
・カレンダーに○をつける
・10分勉強したらチェックシートを進める
・やったページをノートの最後にまとめる
「できた」が目に見えると、脳は快感を覚え、行動を続けやすくなります。
この積み上がっていく実感こそ、最大のやる気スイッチとなります。
やる気は、行動がつくる。
行動は、仕組みがつくるのです。
■やる気を待つより、仕組みを先につくる
やる気に振り回されてしまう子ほど、
実は仕組みさえ整えば一気に変わります。
勉強は「気分」でやるものではなく、
仕組みで続けるものです。
この視点を持つだけで、
毎日の取り組み方はガラッと変わります。
無理なく続く仕組みをつくっていけば、
子どもは必ず自分で走り出します。
今日の10分が、
未来を変えるスイッチになるのです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
明倫館
塾長 永倉秀樹
TEL:054-204-3911(明倫館本部教室)
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